top of page

 清凉寺本堂の彫刻は、「江戸時代のもの」と伺っています。

往時を偲んで、良いお寺の雰囲気を醸し出していきたいとの思いで、創立60周年記念事業として、 彫刻の彩色を行いました。


 清涼寺本堂の向拝は総本山大石寺御影堂と同じように鳳凰、鶴、龍の順に、

また、柱には師子が彫刻されています。


2016年7月10日



清涼寺本堂の向拝

ree

柱には師子が彫刻

ree

当清涼寺開基であられる大石寺第66世日達上人の「銘戒」の碑が、

2015年当山御会式法要に合わせて完成致しました。



ree

ree

ree

銘戒      日達


乗に緩なるを  許さず

汝は今一介の  勤息なれど

地涌の眷属  たるを惟いて

努めよ  励めよ


「大学三郎殿御書」(平成御書 886頁)

涅槃経にいわく「戒に於て緩なる者を名づけて緩と為さず。

乗に於て緩なる者を及ち名づけて緩と為す」等云々。

法華経に云く「是を持戒と名づく」等云々。


戒=仏法に於ける戒律。僧侶の「二百五十戒」等。

緩=修行に於いての「緩(ゆる)み」。弛緩(ちかん)・怠惰・懈怠。

乗=大乗仏教。末法今日では大聖人様の三大秘法の仏法。

急=修行に於いの「厳しさ」。油断の無い 日々の精進。


勤息=善を勤め 悪を止息する意。(転じて修行者・修行僧を云う。)


bottom of page